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『いよーう、妹。元気してるかい?』
衒学的に言ったほうが良いですか?
『ハイかイエスでいいよ別に。――ところで、良い知らせと良い知らせとよくわからん知らせがある。どれから聞きたい?』
は? ……では、良い知らせから。
『アルケミラっちンとこに繋いでおいたよ。あっちもオッケェベイベー! みたいにノってくれた。これが、ソウホウコウツウシン、というヤツだね。いやあ、べんりべんり』
ああ――アルケミラの部屋ですか。それは、たしかに便利ですね。回り道、しなくてすみそうです。ありがたい。
……いえ突っ込みますけども。その……イセスさんの部屋……なのでは?
『アルケミラの小部屋だヨ。
アルケミラの、小部屋、だヨ』
まぁ、……わからなくもありません。
アルケミラですからねぇ……。
『ていうかさーなんかさー前見たときよりアルケミラっちーお肌ツヤツヤなんだけどなんあれヒケツとかあるんかな。いっぱい話してると美人になるとかそういう』
聞きに行きゃいいじゃないですか! 中学生の女子ですか貴方は
『君に言われるのすっげぇ心外だわ……!? まぁ、なんだ。……アルケミラっちー! サンキュゥ!』
(サムズアップ)
して、もう一つとは?
『おう、アミルちゃんトコからバトンをもろてきたわー。その名も! ホラーバトン!』
あら、瑪瑙さんのところから、ですか。……これは私の直感なんですが、ねぇ。
『ワッツ?』
すっっっっ…………ごく、遅くないですか。
『(無視して)じゃあーー妹ちゃんガンガンいってみようかぁ!』
申し訳ありませんでした瑪瑙さん――ッ
* * *
【ホラーバトン】
◆恐いのは平気な方?
それなりに。
似たようなのは、よく見かけますから。
◆幽霊をみたことがある?
会ったことはありませんね。
自称なら声を聞いたことは。
枯れ尾花でも、幽霊は幽霊ですよ。たぶん。
◆お化け屋敷に行くのと
ホラー映画見るのとどっちが恐怖?
あえて言うならお化け屋敷ですね。
お化けがどうこう、というよりも。実際に脅かしてくるじゃあありませんか。
ああいう、驚かそう、というものには、あまり耐性ないんですよ。たぶん。
ホラー映画? あれはあれで。
同じ理屈ですよ、だいたいのところは。肌で感じるか、目で見るか。まぁ……そんなところでしょう。
……なんでこっちはそうでもないのか?
いえ、なんだか思わず笑ってしまうときがありまして……
◆死後の世界を信じる?
また、死んでもし幽霊になってしまったら何をする?
彼岸で石を積みたくは在りませんね。できれば、気持ちよく渡ってしまいたい。
地獄も天国も、まぁ、まるっと閻魔様が裁いてくれるでしょうし。早死にしなければ、あとは真面目に生きるだけです。
そう信じるのは自由だ。
――ええ、勿論、信じていますよ。
幽霊にはなりたくないですねほんとうに。
他人にお節介やかずに、とっとと成仏しますよ。
◆死んだらキレイなお花畑が出てくると思う?
曾祖母が見たというので、あるんじゃないですかね?
祖母からの伝聞ですけども。
なんにせよ二人とも、あっちで元気にやってるでしょう。
◆death noteを拾いました。どうする?
(……あー、そういえば名前、しりませんでした、ね)
いりませんよ。燃やしておきます。
◆幽霊が目の前に!
でも、その幽霊は自分の理想とする人だった!
さぁどうする?
死人の場所は、まだここにはありません。
もしかしたら未来、出来るかもしれませんが……まぁ、残念ながら、そういう訳でもなく。
成仏していただきましょう。素直に。ちょっともったいないかもしれませんけどね。
◆自分の部屋に幽霊が住みだした!!
でも引越しするお金はない! どうしよう!
いますぐ出ていきなさいーッッ!!!
◆自分ちに実はずっと使われてない井戸があったら!?
そのうち何か出てくるんじゃないですかね。楽しみです。
◆着信アリのように自分にもその着信が来た・・・!
(何か問題が? という顔)
◆あ、あなたの後ろに何か居ますよ?
覗いてるんじゃありませんよ厄病神ーッッ!!
◆ジェイソンとフレディ。どっちを味方にしたい?
フレディ。
得物がセンスありますね。
ジェイソンは黙して語らずの男気がすばらしい。
◆幽霊と生身の人間。どっちが怖い?
私の嫌いな事、上から三つを教えましょうか?
* * *
『ひどくねなんか途中から個人に対する中傷はいってねていうかおもいっきり私にいったよね』
一人称がコロコロかわる幽霊に払う敬意はありません。即刻姿を現して土下座のひとつでもするべきです。
『おいちょっと照れるってそんなまだ心の準備が』
なに妄想エンジン回してるんですか? 馬鹿なんですか? もしくは阿呆なんですか?
『あえていうなら……幽霊、かな?』
(無視して)バトンはご自由にどうぞ。瑪瑙さん、有り難う御座いました。
『サンキューアミルちゃーん! いやあ、余は妹と絡めて満足じゃ。そろそろ帰ろうかな』
いえいえ……なにか忘れてますよ。
『エー……バレンタインチョコ? もらってねぇよンなもん渡してもねぇよ相手いねぇ』
そうですか奇遇ですね。いえ、ですから、最後の良くわからない知らせというのは。
『ああ、そういえばそうだったね。君眺めてるのが面白くて忘れてた。妖狐の処遇に対するアンケ、募集してるぜ』
……。
『シリアス顔になったね妹ちゃん。君は、たしか拘束派だったねぇ』
一概にそういうわけではありませんよ。
『そうかな? そうだなぁ。君が何を考えてるか、当ててみようか』
私が世界で5番目に嫌いなこと、知ってるでしょう。
『ド忘れしちまったよ。――そう、妖狐の話だったな。まったくさすが狐、胡散臭くて鼻が曲がる。そのうえあの態度ときちゃ、こりゃまったく死にたがりとしか思えないねぇ。普通の組織なら』
黙れ、幽霊。
……ここにお前の居場所は無い。あるべき場所に、還るが良い。
『お前が決めることじゃないさ、妹ちゃん! しかし、そうだ……君がどうしても一人で考えたいというのなら、そうしてあげよう。そしていつかの間違いを犯すがいいさ。
だれが、疫病神、だって? どの口がいったよ、影の竜を従える女。ばあちゃんの遺言を忘れたのか。
竜の顎が君を捕えぬよう、今一度自らを省みる事だ。これは、忠告だ、高瀬・美奈子。私の妹』
…………黙れ、幽霊。
『眠れよ妹。君は疲れてる。
……時間だ。君に、死と隣り合わせの日常があらんことを。バーイ』
そして、答えてくれてありがとうーっ♪
うんうん、お化け屋敷も怖いよね。
普通のお化け屋敷は誰かと一緒に、
目をつぶって耳塞いで歩いてたら大丈夫だけど。
人が演じてるヤツあるでしょう?
あれ、追いかけられると…もう…あれだよね…
それにしても。
ホラー映画に笑うところを見つけられるの、凄いなって思った…っ!
ふふ、それから、居座っちゃった幽霊さんに、
「出ていきなさいーッ」
って叫ぶ美奈子ちゃんがちょっと可愛くてカッコいいと思ったの*
えへへ、ホント答えてくれてありがとうねっ♪
うんうん、お言葉に甘えて、また何か拾ったら回させて貰うねー*
それじゃあ、今回はこれで!